高所作業車取扱説明
高所作業車は、安全教育を受けて使用してください。
また、公道上で使用される場合は、他の建設機械同様、道路交通法により所轄警察署長への使用許可申請が必要です。詳細は、所轄の交通課とご相談ください。
(提出する書類:道路使用許可申請書・見取図・作業図)
高所作業車使用注意事項
高所作業車には、種々の安全装置が設定されていますが、以下の点によく注意して使用して下さい。
オペレーター資格
- 10m未満 特別教育
- 10m以上 運転技能講習
作業前に…
- 作動確認は、無負荷状態で下部操作にて行なうこと
- バケットが常に垂直保持しているかを確認
- 作動規制装置が正しく作動するかを確認
- 緊急停止及びストップレバーで、アウトリガは除く全ての動作が停止するかを確認
作業中は…
- 安全帯・ヘルメットは必ず着用すること
- 車両の位置決めは十分に検討し、地形・地盤が悪い場所での使用は避けること
- アウトリガ操作時は車両左右の状況に注意すること
- 車両は必ず水平状態にセットすること(アウトリガが、最大限に張り出すこと)
- 車両アースを確実にとること(通信・電気工事用の場合)
- バケット定格荷重を厳守すること(また絶縁バケット内は火気厳禁です)
- レバー操作及び各動作はゆっくり行なうこと
- 各動作を行なう前に周囲の状況をよく確認し動作中も注意を怠らないこと(また下へ物を落とさないこと)
- 非常時以外は、ラダーを伝わってのバケットの乗車は行なわないこと
- 悪天候時の使用は避けること
強風…10分間の平均風速10m/s以上
大雨…降雨量が50mm以上
大雪…降雪量が25cm以上
上記以外の状況でも安全を確保できない場合は使用しないこと
作業後は…
- ブーム及びラダーを正しく格納し、アウトリガも走行のできる状態に戻すこと
- 袈装部用のアクセルはアイドリング状態に戻すこと
- 地上高制限道路では通行に注意すること